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これまでの人生、沢山の先輩から学びをいただいてきました。
研修医として社会に出た春、自分がいかに小さいかを教えてくれた先輩。そこから始まる、自分の物語。今、思えば遅く始まった物語でした。
あれから15年、自らの成長をよそに、先輩方へ何か恩を返すことはできているのでしょうか。
恩は返すものではないのかもしれません。私もそう思える年齢になりました。恩は送り、巡らせるものなのだと思います。
私の後輩が、私からの学びや恩を、その後輩に巡らせていく。それが、いつの日か、私達の子どもや孫のためになっていく。
未来に恩恵を得られるのです。
恩の恵み。素敵な言葉ですね。